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漂う

漂う

漂っている
ただただ漂っている
雪の気配にぽこんとまるまったアルマジロ科の人物
黒革の手帖に明日の天気が書いてある
 
もったいない
規範にするだなんてもったいない
去りし日を偲ぶだなんてもったいない
MOTTAINAI
 
只今の静寂を見よ
眠りにつくライオンのようなあられもない姿
はじめからおわりは
生命に属するところの最もきらびやかな河である
孤独なガンジスはあらゆる死を飲んでしまう
行きはヨイヨイ帰りはコイコイ
来いと言われて行くならば
多少のはずかしめは受けようぞ
四角い街が本日笑いました
これはバブル期以来の景気に沸くぞ
 
ヨードチンキなのかバブルガムなのか
この体をめぐるものは何なのか
国民はみんなパンクしています
硬いのがとれて黒いふにゃふにゃのゴムだ
だから抽象的な金属にあこがれるんです
ご覧なさいこの鉱物を
プラスチックと見分けがつかんだろう
そうしたあと
資本とかいう空気獣にがぶりとやられる夢をみる

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