天気予報
真上から吹きすさぶ
ずしり、とした天界のいびき
執務室のカーテンがゆっくりとふくらむ
転換のとき
がらんがらんからくりからん
赤ちゃんの見つめる先でまわるもの
変身した蠅の王
無作法なカレーライス
ネクタイをぶつりとやられたスポークスマン
あわよくば
十五秒後に発つぞ
血眼で東の空を探している
薄紫と紺碧と
何も知らない薄明と
遠慮がちな鉱物ラジオが寡黙に口火を切る
ハロー皆様ごきげんよう
ペンキをぶちまけたような陽気でどういたしまして
いかんせん山間部はあやしいが
まずもって朗らかです
南洋ではデボン紀の魚群と縄文海進
白く波の真っ只中に優しいあなたを見た
素浪人は道端で仰向けだ
実に夢見がちな夕立に
資本家気取りの雨宿りなんぞ要らんのだ
そうか
明日は西からやって来るか
- Tags: 詩
0 コメント