たくましくぜんたいが下にさがるあいつのお得意手管を見抜けわからないぜんたい寸法が空白に染まる 遠くで気圧の青が濃くなってまるくなった背中に夕陽をおんぶしたらいじらしくそれらしい影をのばすのだ 由々しきハイレゾナンス室内楽よ今はおだまりほんとうのささやきが聞こえる日まで 軋みのひどい床板にはいつもリンゴとパン屑だ未来風のきっかけでざぁッとひらいた蟻地獄ぴかぴか砂上の楼閣はいつかの誰かの肖像画になる