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104 結婚指輪

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映画「東京物語」の上映日 11月3日に
ご入籍されたおふたりの結婚指輪。

映画がふたりをつなぎ
結びのしるしに寄せてくれたおふたりのエピソードも映画のようでした。

そのエピソードのお話は
ねこのぬいぐるみの「玉ちゃん」が主人公でした。
お祖父さんからの贈り物のたまちゃん。

かわいいかわいいたまちゃん。
わたしたちもすっかりたまちゃんのファンです。

たまちゃんの語尾は「ニェー」だそうです。

 

-おふたりへ贈った「結びのしるし」-

言語領域を超えた存在との親密な会話は、どこか無声映画に似ています。
発音はないけれど、確かにその情感に想いを馳せることは出来、受け取った私たちの中で多様に変容し続けます。
それは24Kよりも慎ましく、豊かな表現であると言えるかもしれません。

そして彼(彼女?)にも歴とした家族があります。
鮮やかで緻密なタペストリーのような長編フィルムが親から子へ、子から孫へ、そして玉ちゃんからおふたりへ、二つのリールの間を流れてゆくさまを、しるしとして刻印いたしました。



黒から白へ流れるフィルム 
古びたリールがかたかた鳴るよ

胸中を密かに去来する声なき瞳が 
言葉に溺れそうな今日を圧倒する

たまたま眺めた雲のような
高く貴い白に惹かれたの

もはや縫い目のない体でね
これからも一緒に歩いていくんだニェー

僕らを乗せてどこまでも
君はいわゆる玉の輿

指輪の裏でまわり続けるフィルムが、おふたりの悲喜交々を豊かに映し出すことを願って。