「天星図譜（ユニバース）」

この首飾りはポルカボンの太陽系をあらわしています。

太陽から近い順にナンバリングされ、その質量はさまざま、遠く離れるほど公転周期が長くなるのは言うまでもありませんが、私たちの知っている星のかたちとはすこしだけ違うように見えます。

口伝の民話にあるとおり、世界に降り立った生命は、誕生から死まで8つの門をくぐる。

それぞれのいのちに見合った時間のなかで、ひとつひとつ順繰りに巡っていき（たまに逆向きにくぐろうとする強者もいなくもありませんが、そのときは扉はかたく閉ざされます）、最後の門をくぐったとき、肉体は滅びて骨だけになる。

万物にかならずおとずれるそのときまで、このいのちを高らかに歌おう。

ポルカボンの名が意味する＝「骨になるまで狂えや踊れや」に、どこか符号がみられるのは偶然ではなさそうです。

銀製のビーズは、半割のパーツをひとつひとつ結合させ仕上げておりますので、内部は空洞になっています。見た目ほどは重くありませんが、何せ50ものパーツが一本に組まれていますのでなかなかの重さとなりました。